鮭ギフトの種類

贈答用鮭ギフトには、様々な種類があります。主な種類は、次のとおりです。

・姿造り

鮭が丸ごと1匹ギフトになっています。そのまま真空パックにしているものもあれば、切り身で真空パックにしているものもあります。

・生鮭

塩漬けしていない鮭です。鮮度がよければ、刺身、カルパッチョ、マリネなどにしても食べられます。

・塩鮭

塩で味付けしてある鮭で、保存がきくのが特徴です。塩分の少ない順に、甘塩、中塩、辛口があります。

・味噌漬け

味噌床に漬け込み味付けをした鮭です。一般的な「味噌漬け」と西京味噌に漬けた「西京漬け」の2種類があります。

・粕漬け

酒粕は、日本酒を製造するときにできる出し殻のことを指します。粕漬けは、この酒粕に漬け込んだ鮭です。

・ルイベ

石狩市、函館市、釧路市などに伝わる郷土料理です。冷凍した生鮭を半解凍でスライスし、そのまま食べます。口のなかで溶けていく味わいは一般的な刺身とは違ったおいしさがあります。

鮭ギフトの選び方は？

鮭ギフトは種類が豊富なため、実際に商品を選んでみると、どれにしたらよいかと迷う方も多いかもしれません。受け取った方に喜んでもらえる贈答用の鮭ギフトを選ぶための主なチェックポイントは、次のとおりです。

・家族構成

鮭のギフトには主に姿造りと切り身のセットがあります。姿造りは見た目が豪華ですが、一人暮らしの方やご高齢の方には量が多すぎて負担になってしまうことも考えられます。反対に、大家族なのに量が少ないと、家族全員に行き渡らないこともありますので、ギフトを贈る前に家族構成を確認しておくことをおすすめします。

・産地

日本で流通している鮭の多くはチリ産の冷凍で、お手頃な価格のものも多くありますが、贈答用であれば「日頃はなかなか自分で買いにくい」と感じるものが喜ばれるものです。北海道産の鮭は脂のりがちょうどよく、身もやわらかくておいしいため、贈答用にぴったりです。

・塩分濃度

塩漬けされた鮭は保存がきくのがメリットである一方、健康意識が高まっている昨今、塩分を気にする方は食べるのを控えることも少なくありません。なかには、病気を理由に塩分を控えなければならない方もいるため、ギフトを受け取る方の体調に合わせて塩分濃度を選ぶことも大切です。

・保存方法

鮭のギフトには、冷蔵保存と冷凍保存があります。冷蔵保存は、そのまますぐに食べられたり調理できたりといったメリットがありますが、日持ちはしないのがデメリットです。冷凍保存のほうが保存しやすいですが、解凍する手間がかかります。
また、刺身用の鮭の場合、うまく解凍できないと味が落ちることもありますので注意が必要です。冷凍保存の商品を選ぶときは、自然解凍ができるものをおすすめいたします。

・品質

鮭のなかには鮮やかな赤い色をつけるために着色料を使用したもの、保存期間を長くするために保存料を使っているものもあります。大切な方に安心して食べていただけるよう、着色料・保存料無添加の商品を選ぶことも大切なポイントです。