ルイベとの違い

ルイべとは、アイヌ民族の料理が発端となって生まれた北海道の郷土料理の1つです。アイヌ語で「溶ける」を意味する「ル」と食料を意味する「イペ」を合わせた「ルイペ」が語源といわれています。

ルイべの場合は、内臓処理を施した鮭の刺身を、味つけなしでそのまま冷凍するのが特徴です。昔は鮭を一本丸々使って作るのが一般的で、冷凍したものを解凍せずにそのまま食べていました。

・味付けされている

ルイべは、ルイべ漬けのように特製の調味料に漬けていない点が大きな違いです。そのため、食べたときに醤油など調味料の味わいを感じることがないことから、味気なさを感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、冷凍することで魚の臭みがとれ、魚本来の味わいを楽しめるため、ルイべ漬けと同じくらい人気があります。

・アレンジが豊富

ルイべ漬けはそのまま食べるのもよいですが、様々なアレンジを楽しみながらいただける点も特徴です。

ルイべ漬けのアレンジとして、ルイべ漬けを使った丼物やパスタ、サラダなどが挙げられます。他にもブルスケッタや生春巻きなどアレンジは豊富で、楽しく食べ続けられる料理です。

ルイベ漬けの入手方法

北海道以外の場所でルイべ漬けが市販されているところは多くありません。購入を検討される場合、北海道のお店以外にアンテナショップや物産展、通販が主な選択肢となるでしょう。

ご自身でルイべ漬けを作ろうと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、マイナス20度以下での冷凍ができない場合には、ご自身でルイべ漬けを作るのは避けてください。家庭用の冷凍庫の場合、鮭についている寄生虫を殺虫することが可能な温度とされているマイナス20度以下に到達できないことがほとんどです。冷凍時間を長くしたとしても、寄生虫を殺虫することが難しいです。

どうしてもご自身でルイベ漬けを作ってみたい場合には刺身用のサーモンで作れます。しかし、本物のルイベ漬けではなくルイベ漬け風のものとなってしまうため、ルイべ漬けは購入して北海道の味を楽しむのがおすすめです。

ルイべ漬けをどこで買おうかとお悩みの方は、ぜひ圓子水産の通販サイトをご利用ください。

圓子水産のルイべ漬けは、漁獲から発送まですべて漁師が行っています。魚のプロによって作られたルイべ漬けは格別です。ぜひ、北海道の本物のルイべ漬けを味わってみてはいかがでしょうか。